私たちの始まりが終わるとき。



2019年1月27日



嵐が2020年で活動休止になることが発表された。




それはもう日本中に衝撃が走る。






私が嵐に出会ったのは、小学生の時。




多分その頃みんな嵐が好きで、男の子たちも好きで学校の給食でよく曲が流れたり、下敷きを使ったり、駄菓子屋で売ってるブロマイドを交換したりしてたなあ。




私が嵐を好きになったのもそんな周りの影響。




テレビやドラマでよく見てて、知ってるなあ、程度だったけどある時友達に5×5かなんかのアルバムを借りて聞いたのが全ての始まり。




「この曲知ってる!聞いたことある!嵐だったんだ!いい曲!好きだなあ!」




そんなところからよく調べたり、テレビを見たり、少しずつ好きになった。





私は最初から最後までずっと翔くんが好きで、あのかっこよさとか、知的なところとか、小学生の私からしたら魅力しか感じなかった。




今になって嵐を見ても、改めて昔とは違うスター性を感じる。



ザ・クイズショウ大好きだったなあ。






その後中学生ぐらいまで好きで、初めて入ったファンクラブも、コンサートも、テレビの中で生きてる人を目の前で見たのも全部が初めてで、こんなにも楽しいことがこの世に存在することを知った。







そしていつか私は嵐から他のグループを好きになり、いわゆる担降りをした。







コンサートの倍率の高い嵐から降りて、比較的当たりやすいグループを知った時またここで改めて嵐の偉大さを痛感した。







果たしてこの日本にはあの5人を知らない人はいるのだろうか。








私は嵐からジャニヲタ人生が始まった。






その後好きになった河合くんと巡り会わせてくれたのも嵐。






もし松潤がジャニーズじゃなかったら、河合くんは自分が松潤に似ているからという理由でオーディションを受けることはなかっただろう。




そして入ってからも松潤のモノマネをすることはなく、河合くんの存在を知らないまま私は生きていくことになる。





その後紫耀くんに出会ったのは、河合くんのおかげである。ジャニワ特集をしていたまいジャニを見たのがきっかけだ。





そして今好きなゆうとくんもまた、翔くんと同じ高校、大学進学を考え、憧れ支えられている。






私の中で嵐という存在がなかったら、きっとこの夏も、キンプリのデビューも、A.B.C-Zからもらった沢山の暖かさも何もかも私とは全く無縁の世界にしか存在していなかっただろう。






嵐の5人がこの日本に与えた影響、ジャニーズに与えた影響、これはもう計り知れない。






何人の男の子が5人に憧れてこの事務所の門を叩いたことだろうか。








2019年、平成が終わる。




2019年、嵐が20周年を迎える。






2020年、新しい元号と共に東京にオリンピックがやってくる。






なにか新しいことが始まるということは、昔あったものがなくなってしまうということなのか。










出会って数年 あれは偶然な気もするね


気付けば10年



空に舞い上がっていく風船



華奢な5人で乗り込む揺れる船



ただ笑っとこ


きっと夢が叶うとこ



そう言い聞かせてた







今5人はなにを思うのかな。



嵐のコンサートは本当に素晴らしかった。




全ての始まりをありがとう。



私に楽しみを教えてくれてありがとう。



きっとこれから先もずっとありがとう。